ステロイド使用
に対する考え方
私がたどり着いた、すこやかな距離の置き方
誤解を恐れずに先に結論を述べると、私はステロイド使用の「容認派」です。 推奨ではなく、あくまで容認という意味です。
ステロイドは肌の悩みに向き合う上で、非常に賛否両論あるトピックですね。
しかし、長年アトピーと向き合ってきた私自身の経験からお伝えすると、本当に向き合うべき一番の敵はステロイドではなく、自分自身の爪や、ついうっかり触ってしまう無意識の引っ掻き癖そのものです。この引っ掻くという行為から卒業しない限り、お肌の悩みから真に解放される日は来ないと考えています。
私にとってステロイドは、敵ではなく「警察」のような存在です。 困りごとがあるたびに交番に出かける人はいませんよね。一生お世話にならずに済むのならそれが一番ですが、安心して暮らすためには社会に必要な存在です。ステロイドもそれによく似ています。
シンプルなケアがもたらしてくれた変化
私は2020年にマヌカハニーアピ軟膏、マヌカハニー30%クリーム、かゆみ鎮静修復ジェル、そして石けんシャンプーに出会って以来、それまで常習的に頼っていたステロイドを一度も使用していません。
この間、アレルギー物質との接触によって重度の症状を二回、軽度の揺らぎは何度も経験しましたが、これらのシンプルな自然のケアだけでお肌を健やかに回復させてきました。
もちろん、万が一の備えとしてステロイド軟膏は今も薬箱に常備しています。これは日常使いのためではなく、どうしても困ったときに駆け込む「本当の最終手段」です。
私が目指し、皆様にご提案している脱ステロイド生活とは、可能な限りステロイドと心地よい距離を置くライフスタイルであり、完全な遮断ではありません。
尊い日々と、お肌の誇りを守るために
私はこのスキンケアに出会うまで何十年もの間、ステロイド軟膏と頓服薬に人生を助けられてきました。もしステロイドが無かったら、学校を卒業することも、就職することも、尊い青春の日々を過ごすことも叶わなかったかもしれません。
人間ならば誰しも、受験、就職、大切な商談など、どうしても相手にすこやかな好印象を与えたい場面があります。あるいは結婚式への出席など、大切な方の節目に体裁を整えたいときもありますし、やけど等の化膿を防ぎたい緊急時もあります。
そのような時には罪悪感を抱くことなく、期間を区切って短期的にステロイドの力を借りても良いと私は考えています。
ただし、私が絶対にやらない使い方、そして大切な人におすすめしない使い方があります。それは、「引っ掻く癖を止める覚悟のない安易な利用」であり、「1週間を超えるような長期の使用」です。(これはヒルドイドに対しても同じ考えを持っています)
生活習慣を見直し、うっかり触ってしまう癖から卒業する意志を持ちながら、大自然のバリアの力を借りていくこと。それこそが、私たちが目指す真のすこやかさへのステップです。






